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Knowledge Synergy Inc.

情報処理から知識処理への夢の架け橋として
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    Ontopia

          Topic Maps (トピックマップ) application 開発・運用プラットフォーム

Ontopia

  製品名: Ontopia
  開発元: Ontopia Project

      2009年7月に、OKS がオープンソースになりました。
     名前も Ontopia に変わりました。

     詳しくは、Ontopia's Blog をご覧ください。

更新履歴 新機能 
  2010年1月14日    New Ontopia Support 提供開始            
  2009年9月14日    Ontopia 5.0.2 リリース            
  2009年9月7日    Ontopia 5.0.1 リリース            
  2009年7月9日    Ontopia 5.0.0 リリース            
  2009年5月25日    OKS 4.1.0 リリース            
  2009年2月16日    OKS 4.0.5 リリース            
  2008年10月28日    OKS 4.0.4 リリース            
  2008年9月17日    OKS 4.0.3 リリース            
  2008年7月22日    OKS 4.0.2 リリース            
  2008年6月25日    OKS 4.0.1 リリース            
  2008年6月16日    OKS 4.0.0 リリース            
more ...    


Ontopia 製品構成要素、機能、および、利点

Ontopiaを使って情報と知識を結びつけましょう。Ontopiaは、トピックマップのためのリーディングアプリケーション開発プラットフォームであり、世界で最も成熟かつ総合的なトピックマップのツール群です。Ontopiaは、自動、手作業によるトピックマップの作成、検証、維持、格納、検索、および、エンドユーザへの配布を含めたトピックマップ プロジェクト ライフサイクルのすべての局面に対応した相互に関連した構成要素から構成されています。

Ontopiaの中核は、Java プログラマのためのSDKであるエンジンです。このエンジンの上に構築された ナビゲータ (Navigator) および Web エディタ フレームワークは、Web 開発者に Java プログラミングの必要なしに、強力な トピックマップのアプリケーションを作り出すことを可能にします。ユーティリティがトピックマップの自動生成を支援し、API と Web サービス インタフェースが、既存システムとの統合を容易にします。無料サンプルツールもトレーニングとプロトタイピングのためにご利用いただけます。Ontopiaの主な構成要素は以下のとおりです。

以下に、Ontopiaのシステム構造を示します。

Ontopiaのシステム構造図


オントピア トピックマップ エンジン(Ontopia Topic Maps Engine)

エンジンは、Ontopiaの中核です。エンジンは、トピックマップ標準に記述されている概念を実装し、Java SDK として利用可能にしています。

オントピア トピックマップ エンジンは、アプリケーションに代わってトピックマップ開発の困難な部分を担当しています。SDKは、XML文書形式のトピックマップをロードしたり、データベースに格納したり、修正したり、検索したり、アクセスしたりと、一般的にすべてのアプリケーションがトピックマップに対して必要なことを行います。

エンジンは、格納場所には関係なく、すべてのアプリケーションがトピックマップをアクセスするのに利用する中核的なトピックマップ API を持っています。従って、トピックマップが メモリ内にあろうとデータベースに格納されていようと、アプリケーションにとっては同じです。

                                エンジン プラットフォーム 機能

機能 内容
標準準拠 Java、J2EE、ISO 13250 トピックマップ、XTM 1.0、および RDFのようなオープンな業界標準のサポート。
プラットフォーム Pure Java。JDK 1.5 を持つ任意のプラットフォーム上で稼動。
テストスイート 新しい環境におけるエンジンの迅速で簡単なテストのための自動化テストスィート。
Java API 豊富で拡張性のあるAPI。実装(インメモリ または データベース)をとおしての一貫性。TMAPI のサポート。
国際化 全面的な国際化対応、すべての文字コードのサポート。
オペレーティングシステム Windows (98、2000 および XP)、Linux (RedHat, SuSE および Debian)、および Sun Solaris。
J2EEサポート アプリケーションの容易な開発と配置を可能にするJ2EE準拠のツールキット。
JAASサポート アプリケーションサーバにおけるユーザ認証のための標準モジュール。
データベース ストレージ JDBC および SQL を利用した、Oracle、PostgreSQL を含むリレーショナル DB の中のトピックマップの永続的で拡張性のあるストレージ。


                                エンジン トピックマップ 機能

機能 内容
インポート XTM、LTM および RDF 形式。
エクスポート XTM、LTM および RDF 形式。
問合せ(query) 構造化検索、単純化されたアプリケーション開発、および、最高性能の強力な意味的問合せエンジン Tolog。
マージ 主題識別子または名前に基づいた任意のトピックマップのマージ能力
検証 オントピア スキーマ言語 (OSL) を利用したトピックマップの意味的検証。
全文検索 Lucene と Oracle Text の統合が提供する追加費用なしの全文検索能力。Verity、FAST等との統合も可能。



ナビゲータフレームワークは、トピックマップに基づくWeb ポータルを含めたトピックマップ ブラウズ用の J2EE 準拠の Web アプリケーションを構築するためのフレームワークです。この機能の実装例として、汎用的なトピックマップ ブラウザである Omnigator があります。

                                ナビゲータ フレームワークの機能

機能 内容
JSP サポート バージョン1.1 以上、JSP 2.0 推奨。
タグ ライブラリ ナビゲータフレームワーク タグライブラリは、tologと密接に統合され、Web アプリケーションの中でトピックマップの中から情報を抽出し見せるためにすぐに利用できる仕組みを提供。
拡張性 JSTL を含めて、他のタグ ライブラリと統合可能。
参照実装 多くの参照実装のためのソースコードの提供。



オムニゲータ(Omnigator)

Omnigator は、ナビゲータフレームワークの上に構築された無料のアプリケーションです。ユーザに、ユーザ自身の、そして、RDF文書さえも含めて、任意の適合トピックマップの読込およびブラウズを可能にします。

当初、新しく学ぶ人がトピックマップの概念を理解するのを助けるための補助教材として設計されました。トピックマップのデバッグやデモアプリケーションを構築するのにも非常に役に立つツールです。

Omnigator の機能の多くは、プラグインの形になっています。それらすべては、ナビゲータフレームワークを利用して特注アプリケーションの構築にご利用いただけます。

                                Omnigator の機能

機能 内容
カスタマイズ モデル/ビュー/スキン構造を利用した画面の外観の変更。
編集 Ontopoly によるトピックマップの修正。
エクスポート XTM、LTM、または RDF 形式でのトピックマップのエクスポート。
フィルタ 有効範囲(scope)に基づいたトピックマップのユーザ定義視点の提供。
検索 全文検索エンジンを用いたトピックマップの索引付けと検索。
Google it! トピックマップの中の意味情報をどのように活用するかという経験による Google 検索の改善。
マージ 2つ以上のトピックマップのマージ。
問合せ(query) トピックマップに対する Tolog 問合せの指定および実行。
RDF2TM RDFをトピックマップにマッピングし、RDFを、あたかもトピックマップのように表示。
再ロード 修正されたトピックマップのシングルクリックでの再ロード。
統計データ トピックマップについての動態統計報告の生成。
検証 OSL (Ontopia Schema Language) を利用したトピックマップの意味的妥当性のチェック。
Vizigate 視覚化インタフェースによるトピックマップの表示とナビゲート。

Omnigatorでの表示例1


ビジゲータ(Vizigator)

2005年の最も目立った追加機能は、知識構造を視覚化するためのツールである Vizigator です。Vizigator は、グラフィック トピックマップ ブラウザです。Vizigator は、2つの構成要素を含んでいます。一つが、色、形、フォントおよびアイコンを制御するためにアプリケーション設計者によって利用される VizDesktop です。もう一つが、Ontopia アプリケーションに組み込むことができる Java アプレットである Vizlet です。

                                Vizigator の機能

機能 内容
視覚化ユーザインタフェース TouchGraph というオープンソースのグラフィック ユーザインタフェースに立脚。
VizDesktop アプリケーション設計者がトピックマップ構造のグラフでの見え方を決めるための構成ツール。
Vizlet 他の Web アプリケーションとも統合できる再利用可能なアプレット部品。
VizPlugin カレントトピックを視覚化して表示するために Omnigator と統合された、Vizlet部品に基づく実装例。


VizDesktopでの表示例1


オントピア Web エディタ フレームワーク(Ontopia Web Editor Framework)

Web エディタ フレームワークは、トピックマップの協調編集のための特注 Web アプリケーションの開発を簡単にします。トピックマップの内容を修正するアクションのサポートによるナビゲータ フレームワークの拡張です。それによって、ユーザインタフェースの要素とトピックマップ修正アクションを結びつけることが容易になります。オントピアの新しい汎用トピックマップ エディタ Ontopoly は、Web エディタ フレームワークを用いて構築されています。

                                

機能 内容
JSP サポート バージョン1.1 以上、JSP 2.0 推奨。
タグ ライブラリ Web エディタ フレームワークは、ユーザ自身の要求に基づき利用可能な状態にあり拡張も可能なアクションの拡張ライブラリを装備。
複数のユーザによる編集 RDBMS Backend を利用するときの、ロックとトランザクションの全面的サポート。



オントポリ(Ontopoly)

Ontopoly は、2006年1月にリリースされたOKS 3.0 に追加されたエキサイティングな新しい構成要素です。Ontopoly は、自己構成、オントロジ駆動のトピックマップエディタです。トピックマップは、オントロジとオントロジのインスタンスの両方から構成されます。Ontopoly によってその両方を編集することができます。

オントロジ上に指定された制約が、インスタンス編集のためのインタフェースに使われます。その結果、インスタンスを作成する人にはトピックマップの知識は必要なく、非常に使いやすいツールになっています。

Ontopoly の最初のリリースは、トピックマップ規格の中核的な概念のすべてをサポートしています。残りの概念は、次以降のリリースでサポートすることを予定しています。最初のリリースには、以下の機能が含まれています。

                                Ontopoly の機能

機能 内容
インポート XTM、LTM、および RDFをインポート。インポート時に、システム関連情報を付加、エクスポート時に除去可能。
エクスポート XTM、LTM、および RDFをエクスポート。エクスポート時に、システム関連情報を除去可能。
作成 新しいオントロジおよびトピックマップを最初から作成。
下見(Preview)1 Omnigatorによるトピックマップのブラウジング。
下見(Preview)2 Vizigatorによるトピックマップの表示。
サポートしているトピックマップ機能 オントロジ(Ontologies)、制約(constraints)、トピック(topics)、名前(names)、関連(associations)、出現(occurrences)、型(types)、識別子(identifiers)。


Ontopolyの利用例


TMRAP (2006.5.8 機能追加)

TMRAP:他のアプリケーションとのトピックマップ統合のための Web サービス。


DB2TM (2006.5.8 機能追加)

RDB から トピックマップへの変換モジュール