Knowledge Synergy Inc.情報処理から知識処理への夢の架け橋として
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RDF-to-Topic MapRDF to Topic Maps mapping:OMNIGATORをRDFブラウザとして使用Omnigatorはどんなトピックマップも扱うことができる総括的なトピックマップブラウザです。新しいバージョン007では、RDFデータについてもトピックマップと同様に扱うことができるようになりました。その方法について説明します。 まず、Javaをインストールする必要があります(バージョン1.3以上)。次はOmnigatorのダウンロードです。ダウンロード用のページ: http://www.ontopia.net/download/freedownload.htmlの入力フォームに必要事項を入力して.jarファイルをダウンロードし実行してください。インストーラが作業をガイドします。 次に、RDFデータを選択します。この例では、XML Recommendation: http://www.w3.org/2003/03/glossary-project/data/glossaries/REC-xml.rdfのglossaryを使用します。このファイルをダウンロードし、{$omni}/jakarta-tomcat/webapps/omnigator/WEB-INF/の下のtopicmapsディレクトリに置いてください({$omni}は、Omnigatorをインストールしたディレクトリ)。 これで、OmnigatorでRDFデータを扱う準備ができました。{$omni}/jakarta-tomcat/bin/startup.bat (あるいは.sh) を実行して、tomcatを起動してください。そして、OmnigatorのWelcome ページ (http://localhost:8080/omnigator) をアクセスしてください。下図に示すようなメニューバーが表示されます。 メニューバーのManageをクリックすると、下図に示す画面が表示されます。 さらに、メニューバーのPlug-insをクリックすると、下図に示す画面が表示されます。 RDF2TMプラグインをアクティブにするために、RDF2TM行のActivateチェックボックスをチェックし、Applyボタンを押してください。そして、再び、OmnigatorのWelcome ページに戻ってください。そこでは、下図のようなトピックマップの一覧が表示されているはずです。 REC-xml.rdfをクリックすると、下図に示す画面が表示されます。 この画面では、トピックマップはあまり内容を持っていません。この状態では、Omnigatorはこの特定のRDF vocabularyを理解していないため、ほとんどのRDFデータは無視されています(rdf:typeプロパティは理解できるため、core:ConceptがTopic Type として表示されています)。しかし、メニューからRDF2TMを選択することで下図の画面が表示され、そこでこの状態を改善することができます。 上図は、Omnigatorによる、RDFプロパティのトピックマップ構成要素への自動マッピングの結果ですが、手動でこれ等のマッピングを改善することができます。上図の画面にて、最適なマッピングを選択することができます。最適な選択をし、Saveボタンを押した結果の例を下図に示します。 上図に見ることができるように、修正前より多くの情報を見ることができます。「Core:Concept」をクリックすることにより、RDFファイル(XML Recom-mendationのglossary)によって定義された下図の概念のリストを見ることができます。 さらに「element content」をクリックすることにより、下図の画面が表示されます。 上図は、「element content」のすべて、すなわち、名前およびタイプ、XML RecommendationとDefinedByとの関係、および定義自体を表示しています。ここで、「XML Recommendation」をクリックすることにより、下図の画面が表示されます。 OmnigatorがどのようにRDFデータを扱い表示するか示してきました。どのようなRDFデータでも、Omnigatorに入力し、迅速に処理し、表示することができます。実際、このように、OmnigatorでRDFデータを簡単に扱うことができます。 テクニカルノート OmnigatorのRDF/トピックマップ相互運用の実装は、Lars Marius Garsholの論文 Living with Topic Maps and RDFに基づいています。Vocabularyそのものは、The RTM RDF to topic maps mappingの中に明記されています。 |