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OKS 2.2.3 Release Note
このリリースは、バグ対応と最適化のためのものです。RDBMS Backend に対して、いくつかのバグ対応とパフォーマンスの向上がなされました。もし RDBMS Backend をご利用していただいていない場合は、本リリースは無視することができます。もし RDBMS Backend をご利用していただいている場合は、このバージョンにアップグレードされることを強くお勧めします。
このリリースでは、OKSのコードと、データベース・スキーマ/スクリプトだけが更新されました。既にインストールされている版をアップグレードするのに必要な作業は、oks-*.jar ファイルの置き換えだけです。
以下の改善がされています。
- RDBMS キャシュのメモリリークを修正しました。
- JNDI (Java Naming and Directory Interface) を通して検索されるデータリソースは、以前のリリースのように相対ではなく、絶対JNDI名を持つ必要があるようになりました。OKSは、任意のデフォルトに優先させて、誤りに対して明示的に autoCommit フラグをセットします。
- オブジェクト識別の表現を最適化しました。それにより、メモリ消費量が少なくなりました。
- backend に多くの最適化が行われました。そのうちのいくつかは、複数同時トランザクションのパフォーマンスを著しく向上させます。副作用として、RDBMS backend は、以前のリリースより多くのJDBC 接続を使う可能性があります。
- RDBMS backend へXTMをインポートするとき、トピックが既に存在するか否かをみるためにトピックの作成を遅らせるようにXTM インポーターを最適化しました。これにより、多くの場合においてマージを避けることができ、既存のデータベースにXTMファイルから新しいデータをインポートするときに、著しくパフォーマンスを向上させることができます。
- 外部キー制約の作成を遅らせたり、デフォルトインデックスに対する改善など、デフォルトのRDBMS スキーマにいくらかの修正をしました。
- データベースの drop スキーマは、制約もドロップするようになりました。
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