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OKS 2.2.0 Release Note
このリリースには、実質的な新しい機能性、すなわち、第1にRDBMSバックエンド機能の著しいパフォーマンス強化だけでなく、LTM 1.3、Java 認証・承認サービス(JAAS:Java Authentication and Authorization Service)、および、accessctl Web アプリケーションのサポートが追加されています。詳しくは下記をご覧ください。
- Omnigator
以下の機能が追加されました。
いくつかのバグフィックスが行われました。
- Navigator Framework
以下の改良がされました。
- トピックマップに格納されたユーザ情報に対するアプリケーションサーバ中のユーザー認証用のJAASモジュールが加えられました。ユーザ情報を維持するためのウェブアプリケーションも加えられました。これらの2つのコンポーネントのためのドキュメントも提供されています。
- 共有されるリポジトリの構成が大幅に単純化されました。特に、tm-sources.xmlファイルに対する直接参照の必要を減らしました。
- NavigatorApplicationIF.getConfigurations()、NavigatorApplicationIF.getName()およびNavigatorApplicationIF.getInstanceOf(String)メソッドは、INTERNALになりました。
いくつかのバグフィックスが行われました。
- Vizigator
以下の改良がされました。
- 進行度合を示すダイアログ・ボックス、および、トピックマップ全体を見る必要なしに開始トピックを選ぶことが可能になったことにより、VizDesktopへの大きなトピックマップのロードがはるかに容易になりました。トピックマップグラフの構築は、オンデマンドで行われるようになりました。それは、大きなトピックマップにおいて、開始トピックにより表示がより速く行われることを意味します。
- VizDesktopでは、トピック名をコントロールするために、スコープをサポートできるようになりました。Vizletの中に、対応する構成パラメーターがあり、また、セッティングはその構成の中に格納されます。
- Vizlet jarファイルのファイル・サイズが約30%縮小されました。それにより Vizlet の開始時間が短縮されます。
- もし、2つのトピックが2つの関連と関係している場合、これまでは、関連は重なって表示されていましたが、これを避けるために曲線で表示されます。
いくつかのバグフィックスが行われました。
- Web Editor Framework
以下の改良がされました。
- マルチフレームのアプリケーションの機構が大幅に変更され、forwardBehaviour要素が、actions.xmlの中で許可されなくなりました。
- AssignRolePlayerアクションのドキュメントが大幅に拡張されました。
- ログ出力するProcessServletの作成方法のドキュメントが追加され、ログ出力も改善されました。
- webed:actionidタグから、actionGroup属性が取り除かれました。
いくつかのバグフィックスが行われました。
- Query Engine
以下の改良がされました。
- Query Engine は、タイプ矛盾(述語への正しくないタイプの引数)があるか Query をチェックし、もし矛盾がある場合はエラーとして報告します。この変更により既存の Query がうまくいかなくなるかもしれません、しかしそれは、その Query にバグがあるからです。
- 文字列の値により出現を調べ、値述語あるいは動的な出現述語のいずれかの使用を判断することにより、大幅な最適化が行われます。
- メモリ内 Query プロセッサに、多くの最適化処理が追加されました。さらに、メモリ内 Query プロセッサは、キャッシュにない情報を、RDBMSから先取りすることにより、RDBMS backend 使用時の効率を著しく改善します。動的な関連述語もはるかに速くなります。
いくつかのバグフィックスが行われました。
- Topic Map Engine
以下の新しい機能がエンジンに加えられました。
- TopicIFインターフェースに、getRolesByType(TopicIF)、および、getRolesByType(TopicIF、TopicIF) メソッドが追加されました。これにより、それに関連する処理が便利になり、RDBMS backend の処理効率を改善します。
- TMAPIの対応が完成しました。これで、OKSは TMAPI 1.0 をフルサポートします。
- LTM 1.3をサポートするために、LTMパーサが更新されました。
- net.ontopia.topicmaps.xml.CanonicalXTMWriter クラスが追加されました。それは、Canonical XTM の 2004-11-01版のドラフトをサポートしています。
- net.ontopia.topicmaps.utils.ltm.LTMTopicMapWriter クラスが追加されました。それは、トピックマップの LTM 1.3 形式へのexportをサポートします。
いくつかのバグフィックスが行われました。
- RDBMS Backend
以下の改良がされました。
- RDBMS backend は、多くの状況において、キャッシュにない情報を先取りするように改良されました。それにより著しく処理効率が改善されます。メモリ内 tolog を使用する場合に、その違いはとても顕著です。
- インデックス検査(APIによる、あるいはtologによる)は、常にデータベース中の2つのSQL Query を引き起こしますが、それを単一のSQL Query で済むように最適化しました。
- P6Spy ログからレポートを作成するスクリプトとともに、SQL profiling を行うための P6Spy の使用方法のドキュメントが追加されました。
いくつかのバグフィックスが行われました。
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